アルバイトを経て、介護職に挑戦! 利用者さんをもっと近くで支える存在に。
あすなろの家の人々特別養護老人ホーム職員 岡村亜弥さん
職員も利用者もみんな笑顔!そんな職場の雰囲気に惹かれて、メイトから職員へ。
ー 普段はどのようなお仕事をされていますか?
今は特別養護老人ホームで働いて4か月目になります。
職員として入職する前は「メイト」という、茶碗を洗う、利用者さんの着替えをタンスに入れる、お風呂の支度をする、食事を配膳室から運ぶといった、介護以外のお手伝いをするアルバイトをしていました。
― メイトとしてのご経験があり、職員さんとして正式に入職された形なんですね。正社員になろうと思うきっかけはあったのですか?
やっぱり正社員になると給与面が良いという部分がひとつで。
ただそれだけではなくて、メイトとして働いている頃から、職員さんたちがすごく楽しそうに仕事をしているなと感じていて。仕事を選ぶ上で、働く人同士のつながりや関係性は重要だと思っていたので、楽しそうな職場の雰囲気に惹かれて私もあすなろの家の職員になることを決めました
― メイトさんになる以前は、介護の仕事に携わっていたのですか?
いいえ、まったくないです。
職員になってからはじめた形ですが、自分ができないことや迷ったことがあっても、その場で教えてくださる先輩方が沢山いるので、そこはとてもありがたいですね。
― お仕事をされている中で心がけていることはありますか?
利用者さんが今よりも状態が良くなるように、いい方向に導けるように、そのためには自分に何ができるか、そんな部分を考えながら支援を行っています。
― もっとよくするにはどうすればいいかを常に考えながらお仕事をされているんですね。メイトのご経験が役に立っているなと思うことはありますか?
メイト時代から利用者さんと接しているので、皆さんの名前は頭に入っていますし、顔なじみというか、関係性ができているので職員として支援を行うときにも迷うことなく現場に入ることができました。「また来てくれたのね」と話しかけてくれる利用者さんもいて、とても嬉しいですね。
―利用者さんとしても顔なじみの方が支援してくださることで、安心感があるかもしれませんね。
困ったらすぐに手を差し伸べてくれる、チームワークがあすなろの家の魅力。
― 施設に感じる「これはあすなろの家ならでは」という魅力はありますか?
施設の中でも本当に色んな仕事があって、皆それぞれの業務を行っていますが、人が足りなくなった時に「これをやってほしい」とお願いすると皆が入ってくれて、ヘルプが必要なところに駆けつけてくれるんです。全員で助け合っているというか、チームワークがある職場だと思います。
― 部署関係なく、困ったら皆サポートに入ってくれる?
そうですね。
皆そこに入って、人手が必要な時間だけ手伝ってくれたり。仕事をしていても気持ち的にすごく助かるし、そんな関係が嬉しいです。
― チームワークができているというのはすごくいいですね。お仕事をしていてやりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?
職員さんも利用者さんも、お互いに笑顔になれた時が一番嬉しいですね。
他愛もない話をしているときもそうですし、私たちは職員なので介護はある意味当たり前のことでも、利用者さんは支援に対して本当に嬉しそうに「ありがとう」と言ってくれたり…。
働いていると、そんな瞬間はたくさんありますね。
― 職員から見た、利用者さんが輝いているなという瞬間はありますか?
利用者さんと一緒に毎日歩行訓練をしたりもするのですが、今まで立つことも難しかった方が、やってみたら立って50mぐらい歩けたみたいな瞬間もあるんです。
そんな風にできなかったことができた、次のステップにいけたという時、利用者さんが頑張っている姿を見ると素直にすごいなと思います。
― できることが増えるというのは、利用者さんのやりがいとか生きがいにつながりますよね。
一人ひとりに寄り添ったケアのためにもっと勉強と経験を重ねていきたい。
― 今後の目標はありますか?
日々忙しいことも多くて、利用者さん一人ひとりを見てあげられる時間がないこともあるんです。
ですが、やっぱり一人ひとりの様子を丁寧に見ながら、その人に合った水分量だったり、食事のすすめ方を行っていきたいし、ゆっくりでもいい方向に進んでいくように向き合っていきたいです。
― より一人ひとりに寄り添った介護やケアをしていきたいということなんですね。
あすなろの家では、利用者さんの座薬を少なくしようという方針でケアを行っています。
職員皆で、ESRという介護技術リーダーに教えてもらう機会などもあるので、もっといろいろ勉強して、実践できるようになりたいですね。
― 最後に、岡村さんのようにメイトから介護職員で働きたいなという方がいたら、あすなろの家はおすすめできる職場だと思いますか?
そうですね、「私でもできるから多分きっと大丈夫!」って伝えたいです。